JAL vs ANAマイル活用比較

 Round The World Trip Ⅱ(総括おまけ)編にて、次ならどうする? で、マイルの特典航空券を利用し、アジア圏を旅行すると宣言しましたので、その内容をシェア致します。 

 内容のポイントとしては、マイレージ会員としては、ANAとJALの両方に加入していますが、国内線と国際線で両社の特徴がありましたので、その特徴から、メリット・デメリットがシェアできれば嬉しいです。 その為、話の流れとしては、①行先(何時?何処へ?)、②ルート、③マイル活用比較、最後に④ホテル選びとなります。

 

1.行先(何時?何処へ?)

・国内旅行

 特に台風に関しては、根拠を確認したく調べました。 次の表が気象庁がまとめた、2024年に発生しその内接近する台風の個数予測です。 そして2024年の予測進路が無かったので、2023年度版を付けました(例年進路は余り変わっていない様です)。 この結果から、10月は日本に接近する可能性のある台風は1~2個で、進路としては沖縄に接近する可能性は低いと判断しました。

・海外旅行

 行先候補としては、アジア圏の世界遺産で最も有名なアンコール遺跡群があるカンボジア・シェムリアップ。 しかし日本からの直行便が無い為、隣国のベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールなどを経由する必要がある。 この内タイとシンガポールは、既に行っているので、ベトナムとマレーシアについて、世界遺産とベストシーズンのマッチングを調べることにした。

 時期としては、2月辺りがマッチングが良いことが確認できた。 またマレーシアのクアラルンプールには、世界遺産は無いが、ベトナムのハノイやフエ、ダナンには、世界遺産があることも分かった。

 このことから、ベトナムの観光も兼ねてカンボジアのアンコール遺跡群の写真を撮りに行くことにした。

2.ル ー ト

・国内線

 石垣島へのルートは、羽田空港からの直行便一択です。

(那覇を経由することも出来ますが、別途、那覇で用事がない限り、選択することは無いです。)

・国際線

 ベトナム経由でカンボジアのシェムリアップに入国することにしましたが、ANA又はJAL便のマイルを使ったルートは、ベトナムのハノイ又はホーチミンしか無かったことに加え、ハノイには世界遺産が多くあることから、往路は東京(成田or羽田)→ハノイとし、復路は、他の都市も経由することを考慮し、ホーチミン→東京(成田or羽田)と仮決めし、マイル活用を確認しながら、最終決定することにした。

3.マイル活用比較

・国内線

 まず初めに、10月初旬の特典旅行券の空き状況を確認することにした。

【ANA】

 ANAでは全く空きの無いことが判明。その前後の週にも全く空き無し。 ハイシーズンでも無く、2カ月近く前にも関わらず、空きが全く無いと言うことは、恐らく特典旅行券の枠が非常に少ないモノと考えられます。

【JAL】

 一方JALでは、全ての日に於いて往復とも空きがありました。 但し、搭乗日や時間帯によって、必要マイル数や燃油サージを含めた税金に差があるのも確認できました。 これなら、現地での滞在日数が決まっていれば、その日数に合わせて所有マイルで収まる日をチョイスすれば良いですね。

 このことから、JALは比較的多く特典旅行券の枠を広げて、多くのマイレージ会員にサービスを提供しようとしているものだと考えられます。

 国内線をよく利用される方には、JALのマイラーになることを私は推します。 

・国際線

 ここでも、2月初旬の特典旅行券の空き状況を確認することにした。

【JAL】

 JALに関しては、ビジネスクラスでも空きがあることが確認された。 また搭乗日によって必要マイルは大きく異なり、往路2/1で復路2/15が最もマイルが少なく80,000マイル+32,350円(燃油サージ+税金)で取得可能なことが分かりました。

 JALの場合は、国内線同様に特典旅行券の枠をある程度広げて、多くのマイレージ会員にサービスを提供しているのでしょう。

 またこのルートで選択できたのは、JAL一択のみで、他のアライアンス航空会社は、ありませんでした。

【ANA】

 一方、ANAが運行する便に関してはエコノミー及びビジネス共に、国内線同様空きが無く空席待ち(前後数日確認しましたが同様です)。 しかし、JALとは異なり、他のアライアンス航空会社を選ぶことができ、更に空きがあることが分かりました。 比較の意味でANAと他アライアンス航空会社を見てみると、必要マイル数は同じ60,000マイル(JALより20,000マイル少ない)ですが、燃油サージ+税金に大きな差があり、ベトナム航空の場合、7,250円と超格安。

 更に驚くべきことに、ベトナム航空は、ハノイ⇆シェムリアップも運航しており、そのルートもフライトに組込めることが分かりました。

 実際組込んだ場合をシミュレートしてみると、何と+3,000マイルと6,600円(燃油サージ+税金)で追加できることが分かりました。 因みに別途、ハノイ⇆シェムリアップを手配した場合は、エコノミーでも4万円強掛かりますので、同じ周遊ルートに組み入れるメリットの大きさが分かりますね。 

 調子に乗って、更にハノイからホーチミンまでも、同じ周遊ルートに入れようと試みましたが、こちらは出来ませんでした。 理由は良く分かりませんが、国内線は組み入れられないのかも知れません。 但し、国内線はLCCなどで別途手配すれば、安く済むと思いますので、ベトナム内の周遊ルートは、別途検討したいと思います。

 これらのことから、国際線の場合は、ANAの方がアライアンスの幅が広く、他航空会社の特典旅行券を利用できることから、行先によっては、ANA有利と考えます。(因みにベトナム航空は、スターアライアンスには加盟していませんので、ANAとの個別アライアンスなのでしょう)

 国内線・国際線共、特に問題なく発券することができました。(シミュレートした日にちとは、少しズレた日で発券しました。)

4.ホテル選び

①クラブメッド石垣島@10月

 世界25カ国約80カ所にリゾートを展開するクラブメッドが運営するホテルで、オールインクルーシブが特徴。  オールインクルーシブは、メキシコのカンクンやプラヤデルカルメンでも利用しましたが、そこではアクティビティ関係は含まれていませんでしたが、ここでは各種マリンスポーツ(一部オプション扱いで有料もあり)や球技などのレッスンも含まれています。 川平湾にも近いので、レンタサイクルで向かうことも検討中。

②Koulen Central Hotel(シェムリアップ)@2月

 GoogleMap評価4.8の高評価の4★ホテル。 地元の外食レストランやスーパーも近くに点在し、エアポートバスの発着所からも、然程遠くないことから、このホテルをチョイス。 1泊朝食付きで6500円弱と破格値! 実際宿泊した際のレビューをお楽しみに!

③Grand Dragon Noi Bai Hotel(ハノイ)@2月

 GoogleMap評価4.9の高評価の3★ホテル。 ハノイ空港到着が夜遅いことに加え、空港から市内まで約50分近く掛かることから、空港に近いこちらのホテルをチョイス。 1泊4,500円弱とこちらも破格値! またこの辺りのホテルでは、朝食込みのホテルは余り無かったことから、ホテル近くの大衆食堂にて、フォー又はブンチャーなどを頂こうかと考え中。

④Grand Cititel Hanoi Hotel & Spa(ハノイ)@2月

 ハノイ旧市街のホアンキエム湖とハノイ歌劇場に近い4★ホテル。 エアポートバス停留所及びオプショナルツアーの集合場所などで利用されるハノイ歌劇場に近いこととから、ここをチョイス。 1泊朝食付6,800円弱とこちらも超破格値! こちらでは、1泊+2泊の計3泊を予定。 連泊しない理由は、スーツケースを預けてハロン湾クルーズツアー(1泊2日)に参加を計画しているため。

 残る、ハノイから最終地ホーチミンまでの経由地とルートは、まだ未定。 候補としては、ダナンとフーコック島で、決まればシェアします。

5.問い合わせ 又は コメント

ZOO-SAN.ONLINE